夢乃とうふ。
ホテル シェラリゾート白馬のシェフが、11年前に滋賀県で出会ったとある
”とうふ” が忘れられず、やっとの思いで完成させたました。
とうふはシンプルです。
ごまかしがききません。
シェフが格闘したのは、豆乳の濃度、豆乳とにがりの配分、温度、そしてタイミング。
2年半試作にあけくれて、最終に決まったにがりの量の調整は、
とうふ5丁分に対して、一円玉一枚分の重さでした。
最近では、掬って盛り付けた自家製豆腐が人気です。
でもお豆腐は、やはり”丁”で。直方体で。
そのいさぎよさがお豆腐です。
真っ白な四つ角が静謐な日本の食文化です。
四角く自立する本来のお豆腐は、しかし弾力がありすぎるのでは?と口に入れると、
現れるは濃厚な、まるでクリーム。
でも豆乳とにがり以外は一切使っていません。
お豆腐なのか
クリームなのか。
さらに、お豆腐は味付けの塩で決まります。
シンプルなお豆腐だから、たくさんのうまみを持ったピッタリ相性のよい特別な塩を探してきました。
夢乃とうふは、プレミアムフレンチのコースまたは期間限定の和食コースにて、お召し上がりいただけます。